【理論編:第四弾】簡単なようで実は大切!「順序数と集合数」
ナマステ〜
そういえばブログ15日にしてPV数1000PV超えました!
読んでくれたみなさんありがとうございます!
今日は算数理論編です!
今まで3回に渡って理論を紹介してきました。
今日のテーマは
「順序数と集合数」
早速紹介していきます。
1. 小学一年生のさんすう覚えていますか?
皆さんは小学校一年生の算数でどんなことを習ったか覚えていますか?
僕は一つも覚えていません笑
友達のトマトの鉢の上に石ころを乗せてこっぴどく叱られたくらいしか記憶にありません笑
記憶を戻すために平成27年度用の東京書籍「あたらしいさんすう1ねん」の目次をみてみます。
2.集合数とは?
1年生の学習は
「なかまをつくろう」
というタイトルのものから始まります。
下の写真のようにある集合から同じもの同士まるをくくるような学習です。
このように
ものの集まりの大きさ(集合の要素の数)を表す数を集合数と言います。
3 .順序数とは?
そのあと、5月上旬頃には
「なんばんめ」
というタイトルの学習があります。
この学習は下の図のように前から〜番目、後ろから〜番目に印をつけよう、的な学習です。
このように
あるものの順番を表す数を順序数と言います。
4.順序数と集合数、なぜ大切?
順序数と集合数は両方とも小学一年生の初期に学習します。
足し算や引き算を習うより前です。
つまり、順序数・集合数という数の捉え方が後の計算習得に影響してくるということです。
この二つの数の考え方がなぜ大切かというと
指計算をしてしまう児童は数を順序数でしか見られていない事が多いからです。
指を使う児童は3+3の場合、
指で1から6番目の指まで数えます。
そして6番目にあったから答えは6になる
というように順序数の考え方が抜けないのです。
順序数から集合数への数の捉え方の変化をどう生み出すか、については実践編で紹介します!
また指計算をしてしまう原因については長くなるので、また次回理論編で紹介したいなと思います。
それではまた明日。