ネパールの村の学校の先生が初めて語った思いとは・・・
ナマステ〜
ゆっきーin the village now です。
この村の学校とももうすぐお別れです。
何が一番辛いかって、一緒に活動して来た先生とお別れすることです。
放課後帰ろうとしたら、
先生が「ユキはいつネパールに戻ってくる」と聞かれました。
「来年かな」と答えたら
「今年は来ないの?」と寂しそうな顔で言われて・・・
この先生と一緒に活動できるもの後数日しかないんだなと思うと急に悲しくなってきました。
その後学校の廊下に座り込んで1時間以上も話しました。
先生:「今この学校でやっていること(映像授業)って、ほかの学校でもできるの?」
ゆっきー:「うーん。できると思うよ。どうして?」
先生「私もいずれは生まれ故郷の学校で教えたいと思っていてね。すごく小さな村なんだけど。いい先生に恵まれてここまで来れたんだ。
だから私もいずれは故郷で先生をやりたいだ。今は非常勤だけど、教員採用試験に合格したら地元で働くことも考えている。自分の生まれた場所にいい教育を届けたいんだ。」
ゆっきー:「えっ、じゃあもうこの学校からはいなくなるの。」
先生:「いずれはね。でも今じゃないよ。あと2・3年はいなくちゃね。」
ゆっきー「どうして?」
先生:「まあ政府のルールで数年は移動できないって理由もあるんだけど、
何より日本からいろんな人が来て教育をよくしようとしてくれているから自分もここでたくさん経験を積みたいからね。」
ゆっきー:「そう言ってくれてすごく嬉しいよ。これからも一緒に頑張ろう!」
・・・・
正直もっとネパールにいたいなという気持ちでいっぱいです。
やっと先生と信頼関係を気づいてよしここからやるぞ!という時に帰らねばいけない・・
時間とは残酷ですね。
こうやって自分の故郷の教育をよくしたいという思いを持っている人とネパールの農村で出会えたことは本当に奇跡だと思います。
この一人の先生のために自分は何ができるのだろうか。
一気に世界は変えられないけど、一人の人間は変えられるかもしれない。
目の前の人の「人生」を大切に。
明日はまた6時間かけて帰ります。
この前は10時間以上かかった上に途中で降ろされたので、
今回はないと願いたいです。。
ではまた明日。